2014年11月21日金曜日

教え子を戦場にいかせない ― 安倍自公政治にノ-の審判を!


木村賢治の立候補表明
                                  
  2014年11月18日

 報道のとおり、衆議院の解散・総選挙が間近です。

 国会をとりまく政治情勢をうけ、北海道10区小選挙区に、日本共産党の公認候補として立候補することを表明いたします。

 いま、多数の国民から解散そのもへの疑問・怒りが噴出しています。

安倍自公政権は、時がたてばたつほど国民世論にますます追い詰められることになるから、党略的に解散総選挙をおこなう。

「解散劇」は、安倍自公政権自らの経済失政を認めることに他なりません。

 経済失政の責任が厳しく問われなければなりません。また、二桁10%増税を「先送りする」というならば、二桁増税そのものの是非が根本から問われます。

 安倍自公政権2年間の政治にたいし、国民とともにノ-の審判をくだし、暴走政治をストップする機会が、いま、生まれます。 日本共産党躍進の絶好の機会が、いまやってきたと思います。

ありのままの日本共産党の姿と実績、政策を、皆さんに広くしっていただくなかで、共感と支持を得て、北海道の衆議院議席獲得必ず実現し、国民こそ主人公の政治への転換を果たす決意です。



 第一に、

10%へのさらなる消費税増税を、先送りでなくキッパリ中止すること。税金は、所得と資産に応じて負担する「応能負担の原則」で、内部留保を賃上げと安定雇用、中小企業支援に回して家計を暖めてこそ、景気をよくし、社会保障の財源を生み出すことができるなど、消費税増税に頼らない道でくらしと経済を立て直す提案、これをセットにして訴えて闘います。

 昨年秋、安倍首相は国民多数の反対の声を無視し、経済対策で経済と暮らしは大丈夫として8%増税を決めましたが、無理筋であったことが立証されました。GDPマイナス、物価値上げ、実質賃金マイナスは、まぎれもなく消費税増税とアベノミクスがもたらしたものです。

10%増税をキッパリやめることこそ道理であり、国民多数の声をかなえる政治です。

 自民・公明・民主3党が、消費税増税を強行しようとした時から国民の過半数が反対です。いま、10%への増税反対は国民の多数派です。10%増税になれば、北海道民は年間約1兆円もの消費税負担です。これは、北海道の基幹産業である生産農業所得の年額に匹敵します。
 さらなる増税で所得を奪いとる悪政ストップ、をかかげて闘います。


 第二に、

憲法を暮らしに生かす、集団的自衛権行使容認の閣議撤回、戦争できる国づくりストップをかかげて闘います。

 安倍自公政権は、憲法解釈を勝手に変えて集団的自衛権を認め、日本への武力攻撃がなくても、「海外で戦争ができる国」づくりをおこなおうとしています。秘密保護法の強行も国民の声を無視して強行しました。

 私は、当然のことですが高校採用時には日本国憲法遵守を誓い、平和を守り、子どもがすこやかに成長していくことに力をつくすこと、先輩教師の痛苦の反省を学びうけついで教え子を戦場にいかせないとの信念で、35年間、北海道の高等学校の現場でがんばってまいりした。親・保護者の願いと一致する教育活動を何よりも大事にしてきました。 

 国民の願いと真逆の政治、安倍自公政権の憲法と平和破壊の暴走政治ストップをかかげて闘います。


 第三に、

TPP交渉からの撤退、雇用と経営の安定、農林水産業の再生と食糧主権の尊重、食糧自給率50%の回復、農家経営を直撃する米価格低下に対する緊急の対策をとることを求めます。

 青年が地元に定着できる自治体と地域をつくるため、一緒に力を合わせます。誰もが働き口を得て、働くことで人間らしい暮らしが保証できる雇用と最低賃金実現、ブラック企業への規制など、雇用環境の改善を求めます。


 第四に、

原発も核のゴミもいらない、再生可能エネルギー普及など道民の願いをかかげて闘います。
 安倍自公政権は、「新たな原発安全神話」をつくり、原発輸出のトップセールス、再稼働の政治を推進しています。国民の願いと真逆の政治にストップをかかげて闘います。


  第五に、

民意に応える政治、民主主義を守るまともな政治の実現を求めて闘います。政治をゆがめる企業・団体献金の禁止、政党助成金の廃止を求めます。

 沖縄知事選の結果は、沖縄県民の民意が新基地建設は許さないことにあることを明瞭に示しました。安倍自公政権は、この民意を受けとめようとしません。

 国の権力をかざして「お金でほほをたたく」ような安倍自公政権の政治に審判を下しました。消費税増税でも、原発再稼働反対でも、国民の多数が反対です。これに逆らう政治は長続きできません。
   

 第六に、

国民こそ主人公の政治への転換をめざして闘います。
 道民の願いに応える政治の実現は、北海道での衆議院議席の獲得でこそ前進できるとの強い決意で、北海道比例区候補畠山和也とともにがんばり抜きます。


  私たち1人1人は微力ですが、無力ではありません。投票に行き、安倍自公政権2年間の暴走政治にノ-の審判を下しましょう。                                                                                

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