木村賢治
先日、ある市教育長と懇談しました。一場面の会話を再現します。
私 : 「他県では学力テストの過去問を、授業でとりくんでいると聞きますが」
教育長 : 「いや私たちもやっています」
「公教育なので、学力差がでないようにするのがあたりまえです」
衝撃が、電流のように私の身体を走りました。
常に目的と目標をクリアにする努力を怠らないでいただきたいと、強く思いました。
同時に、実際におきた「昔の事件」を思い出しました。
道内のある高校での卒業式終了後の出来事。
学舎を去る時、生徒の1人が「もうこんなところに来るものか」と唾棄し、制服をはさみで裁断し投げ捨てました。
第一志望大学への合格を知っていたのに。
多くの教師に伝わり、生徒の心を思い、我が教育の内容を振り返りました。
教育活動の目的と目標を、実践に照らして問いかけることでした。
教育の目的は「人格の完成」(教育基本法第1条)であり、その目的を達するために目標を定めています(第2条)。
目的は全てにおける光です。目的=的(まと)の裏には何もないのです。
目的があってこその目標です。目標の裏には目的があります。
私たちの目的は、道民の暮らしと経営を守り人間らしい生き方ができるようにすることです。
目標は、空知から日本共産党道議を誕生させることです
あらためて心に刻む、今日この頃です。
4月3日公示、12日投票日。目標実現に向けまっすぐがんばります。
無論、目的をできるだけ豊かに思い描きながら。
的を射貫くため、力を合わせましょう。
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